大腸がん検診-理想的な検査

理想的な検査は、全内視鏡検査注腸造影検査が望ましいとされています。
この検査は肉眼で観察でき、異常があれば細胞を取って病理検査が出来るという点が大きいとされています。

注腸造影検査は肛門から造影剤を注入し、レントゲン撮影をする方法です。
この方法だと大腸全体の形がわかり、ポリープの大きさもレントゲン写真から推測もでき、大腸の裏側等の内視鏡では見難い場所でも良く見えるという長所があります。
しかし、小さな病変は分かりにくい事と、異常が見つかっても細胞を採取できないので、もう一度内視鏡検査が必要になる、放射能被爆がある、という問題点もあります。

内視鏡検査はとても技術が必要な検査で、慣れない医師が行うと痛みが強かったり、大腸全体を見られないことも少なくありません。
このような意味でも、検査をうける施設がどのような検査を得意としているかも大きな要素です。
大腸がんの検診を毎年受ける事で大腸がんのリスクは0.8%まで減少すると言われています。

大腸がん検診ではポリープが発見される事がかなり多いとされています。
その理由は詳しい検査を受けると大腸がんだけではなく、ポリープも見つかるようになるからです。
ポリープの症状はほとんどないですが、中高年の人ではポリープを持っている人が多いので、検査を受けなければ見つからなかったはずのポリープが発見されるのです。
しかし、この見つかったポリープは将来大腸がんの危険性を教えてくれる大事な情報源となります。


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