Q、「キノコ・海藻類はがん予防になる?」
A、キノコや海藻は昔から日本になじみが深く、古くから健康食品として扱われてきました。
しかし、がん予防になるといった、はっきりとした証拠はありません。
まだ科学的評価につながる研究が少なく、良いとも悪いとも言えないのが現状です。
キノコや海藻には多糖類には様々な働きがあるだろうと言われています。
現在ある免疫調整剤もキノコの抽出成分から作られたものも沢山あります。
この事もあり、免疫を強化する事によりがん予防になるのではないかと期待されるのももっともな話しです。
しかし、日本のようにキノコを食べる国は多くありません。
まして欧米では海藻を日常的に食べる習慣もありません。
動物実験ではキノコや海藻のがん予防効果も発表されていますが、それがどの成分なのか、体内でどのような働きをしているかといった事はほとんど分かっていません。
キノコには変異体も多いために、ひとつの研究が同じ品種のキノコ全てに通用するのかどうかといったところも難しいところです。
このような意味では興味深い研究対象ですが、まだまだ科学的には未開の領域なのです。
« 非ステロイド系消炎剤って? | トップページ | 抗酸化ビタミンはがん予防になる? »